クリスマスマーケット開催とスペースラボオープン!
今回は 2022 年12 月、 Flower&GardenLabo(フラワーアンドガーデンラボ) 主催で行ったクリスマスマーケットでテーマとなったクリスマスにまつわる歴史や飾り付けの意味にふれたうえで、「スペースラボ」の魅力についてみていきましょう。
スペースラボがオープン決定
2023 年1 月、 Flower&GardenLabo(フラワーアンドガーデンラボ) を運営する(有)プレイスケープが、1時間単位で利用できる「スペースラボ」をオープンします。そこで、2022年の11 月にプレオープンイベントとして手作りクリスマス雑貨の販売、ワークショップ、エステ体験など年齢を問わず楽しんでいただけるマーケットを開催しました。
クリスマスの歴史
クリスマスは、現在ではキリストの生誕日として扱われるケースが多いといえます。しかし、実際はキリストの生誕日というよりも12月25日に宗教的な事情で決められたと解釈してよいでしょう。
クリスマスの起源の正確な年代は分かっておらず、古代ローマ帝国時代のミトラ教と呼ばれる宗教から現在のクリスマスにつながっています。主にクリスマスが制定された理由は次の3つです。
- ミトラ教における「光の祭」があった
- 12月25日にローマ帝国内で農耕の儀式を行っていた
- ミトラ教では、冬至を境に太陽が滅し、翌日に復活するという信仰内容だった(聖書のキリスト復活の伝説と紐づいている)
クリスマスの歴史は、様々な文化が統合されてスタートしたといえます。ちなみに、クリスマス・イブは、クリスマスの前夜として扱われることが多いものです。しかし、キリス教では24日・25日をクリスマスとして扱うため、どちらも大切な意味を持つものとして扱われています。
定義は、宗教によってことなるケースもあるものの、24日の日没から25日の日没までをクリスマスの期間として扱います。
クリスマスツリーと飾り付けの意味
Flower&GardenLabo(フラワーアンドガーデンラボ) が、今回実施したクリスマスマーケットでは、 クジャクヒバの木をメインにそれぞれの個性を活かしたクリスマスツリーを制作しました。
クジャクヒバは、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹です。クリスマスのリースにも使われます。
クリスマスは、古代ローマにおける冬至の祭りだったものが、宗教的・文化的に統合され、イエス・キリストの生誕祭に結びついたものです。
では、ここからは、クリスマスでよくモミの木が使用される理由とツリーに星や赤い玉を飾り付ける意味について詳しく見ていきましょう。ツリーの飾りには次のような意味があります。
- スター・・・キリスト誕生時にベツレヘムへ賢者を導いた星を表している。ベツレへムはヨルダン川西岸地区南部にある県都
- 赤い玉・・・アダムとイヴが食した知恵の実とされるリンゴを表す
- キャンディ・・・羊飼いが使う杖を表す
モミはマツ科モミ属の針葉樹です。ヨーロッパの寒冷地に多く分布しており、日本でも多くの地域に存在しています。古代のゲルマン人が暮らしていた北欧の冬は厳しかったものの、モミは常緑樹であることから、「永遠の命の象徴」とされていました。
キリスト教・ミトラ教・ゲルマン人の思想が結びついて、クリスマスツリーにはモミの木を使用するという流れが世界的に広がったといえます。
また、クリスマスツリーに関連してクリスマスのリースでは、モクセイ科モクセイ属のヒイラギが使用されます。トゲのある葉っぱは、キリスト教十字架にかけられた際に被せられたいばらの冠、実はイエスの血と太陽を表しています。
クリスマスマーケットでは、「どのようにしてモミの木を扱って、個性を表現するか」がテーマの1つでした。そのうえで、花や木が特定の日に使用されるのには文化や宗教などが深く関連しているといえるでしょう。
スペースラボについて
「スペースラボ」では、広いデスク、壁や鉄骨むき出しの天井を利用して、手作り作品をディスプレイできる空間を提供します。見た目以上の広がりを持つ会場に仕上げました。
また、1 月からはネットでの予約がスタートします。小さなお子様のいるママさんたちをはじめ、お友だちとの語らいやワークショップ、お教室など、さまざまなシーンに活用できます。
今後は、クリスマスマーケットのようなイベントやフラワーアレンジメント教室も開催します。詳細は来月のブログでお知らせしますので、楽しみにお待ちください!
Flower&GardenLabo(フラワーアンドガーデンラボ)の作品は下記バナーをクリックでBASE内にて購入する事ができますので、ぜひご覧になって下さい。