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これはNG!「オアシス(吸水性スポンジ)の正しい使い方!」

はじめに

ー当コラムはFlower&Garden Laboに在籍するプロのフラワーアーティストのアドバイスを基に執筆しています。ー

フラワーアレンジメントに必須な吸水スポンジ(フローラルフォーム)通称「オアシス」。(以下本文では給水スポンジの事をオアシスと表記します)
 
フラワーアレンジをする際はこのオアシスが無いと成り立ちません。しかし!
 
オアシスは使い方を間違えるとお花のもちが悪くなります!
 
今回は、プロが行うオアシスの基本的な使い方と絶対にNGな使い方を説明していきます。

オアシスとは?


「オアシス」とは、正式にはスミザーズオアシス社(アメリカ)の給水スポンジの商品名です。

日本で給水スポンジを使う際は、このオアシス社製の給水スポンジを使うことが多いので、吸水スポンジ=「オアシス」と呼ぶ事が多くなっています。
日本の生け花でいう剣山の役割で、フラワーアレンジをする際には「花材を固定する」「花に水を供給する」というような役割を担っているので、フラワーアレンジには欠かせない材料となります。

オアシスの使い方

それではここから実際にプロが使用している時のオアシスの正しい使い方を、POINTや写真を踏まえてご紹介していきたいと思います!
 
オアシスの下準備としては主に

  1. カット
  2. 給水 ←ここが大事です!
  3. セット

この3つだけです!それぞれポイントがあるので詳しくみていきましょう。

1. カット


オアシスは通常1ブリックが約11cm×23cm×8cmの直方体です。
 
大抵の場合はこのままだと大きく、用意した器に入りきらないと思うので、器に合わせてカットしましょう!

1-1 オアシスをカットする目安をつける

下記の淵をオアシスに軽く押し当てて、大きさの目安をつけます。

そうする事でこのようにオアシスに痕がつきます。

1-2 花器に合わせてカット


この花器は底にいくほど狭くなっているので、ナイフを鋭角にいれて器に合わせました。
 
カットする際は食器のナイフを使っても良いです。一般的なカッターは長く出すと刃の部分が折れやすくなるので注意が必要ですので、オアシス専用ナイフもありますのでそちらを使うのもおススメです。

POINT!

花器から約2cmオアシスが出るようにします!

そうすることでアレンジをするときにサイドからも花材が入るので、サイドも面をつくる為に切り落としましょう。

POINT!

一度湿らせたオアシスは乾いてしまうと、もう一度水を吸うことが出来ないので使う分だけカットして水に浸しましょう。

2. 給水←ここが重要!

オアシスの給水は花を長持ちさせる為に1番重要です!その為この工程を間違えてしまうと花もちは悪くなります。
では何がNGなのでしょうか?それは・・・

POINT!

オアシスを手で水に沈めてはいけません!!

一番やってしまいがちな方法なのですが、、オアシスを手で水に押し込むと表面だけ湿ってしまい内部まで給水されません。

このように中から泡が出て浮いてしまいます。1度こうなると時間を置いても中まで十分に水が浸透しません!

一見すると表面に水がしみ込んでいそうですが、画像のように中は浸透していません。こうなると花もちは悪くなります!

正しい給水方法とは?


それではどのように給水するのが良いのかご説明いたします。

オアシスがしっかりと浸かる深さのバケツや器にたっぷりと水を入れます。

オアシスを水面に置いてそっと手を離します。

そうするとオアシスが水を吸って自然と沈んでいくのでしっかり待ちましょう。

私は初心者の時、早く給水させようと手で押し込み案の定中がカラカラでした(汗)
 
なのでオアシスの給水時間をしっかり見込んで段取りをしましょう!水を含んでずっしり重くなれば給水が上手くいった証拠です!

3. セット


カットして給水をしたオアシスを器にセットしていきます。

花器にオアシスを入れてグラつかずしっかりセットできれば完了です。

これでフラワーアレンジをやる為の土台が完成しました!

花を長持ちさせるポイント!

オアシスに水がたっぷり含まれていますが、日が経つごとに乾いていきます。

なので、水が乾いて来たら水差しでお花の隙間から水を足してあげると長持ちします!

オアシスはどう処理するの?

分別方法は各自治体により異なりますが、共通点としては「しっかり乾燥させる」ことです。
 
可燃ゴミとして処理ができる自治体が多いようで、自治体が配布している【ゴミの分け方一覧(50音順)】などではオアシス(給水スポンジ)と書かれている事があります。
 
記載のない自治体もありますのでお住まいの自治体又は”メーカーの吸水性スポンジを使用するときの処理方法”を読むか販売会社に確認してみましょう!

まとめ

最後までコラムを読んで頂きありがとうございます。
 
「給水する時は上に浮かばせる!」これだけで花の持ちがグッと良くなり花屋さんで購入したアレンジメントのようになります♪これならプレゼントしても安心ですね!
 
アレンジメントにおける大事な役割をするのが給水性スポンジ(フローラルフォーム)。
 
使い方をマスターしてお花時間をぐっと長く楽しみましょう!

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